Tecncent Cloudで中国向けサイト構築

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Tecncent(テンセント、騰訊公司)は中国の大手IT企業で、WeChat(中国版Line)やQQ(メッセンジャー)などを運営しています。

そのTencentのクラウドサーバー(アマゾンのAWSのようなもの)を契約して、中国向けのサイトを構築しました。その実践レポートを今後、記事にしていく予定です(不定期)。まずは、最初の関門のお話です。

外国人でも借りれる中国サーバーはそれほど多くない

外国人が中国のサーバーを借りるのはなかなかハードルが高いです。法人なら現地法人、個人なら国民IDや中国の携帯番号などの登録が必要だからです。

また、支払い方法もアリペイなど、やはり中国の個人・中国の銀行口座と紐付いた決済サービスが主流であり、ハードルが高い一因です。

現地法人があるか現地に協力者がいるビジネスユーザーにとっては問題がないでしょう。しかしそうでない私達エントリーユーザーにとってはかなり難関です。

しかし、実は外国人でも契約できるサーバーが幾つかあります。その一つでお勧めがTencent Cloudです。

Tencent Cloudは、日本発行のクレジットカードと、パスポート番号+パスポートの写しを登録することで、契約することができました。

(類似のサービスとしては、SB Cloudがあります。ソフトバンクがアリババと提携して、アリババクラウドを日本人ターゲットに営業しているサービスで日本発行のクレジットカードで契約が可能です。[でもソフトバンクとアリババの関係は今後どうなるのかわかりません。このサービスは一時的、特例措置の気がします・・・])

とつぜん規制が入ってサイトが一時停止に・・・

日本発行のVISAカードでTecncent Cloudのサーバーを契約できました。

クラウドですので、OSのroot権限があります。サーバー構築して、Tencent提供のDNSサーバーのレコードも設定でき、ドメインが疎通しました。

そして、CMSをインストールし終わって、さあこれからサイト構築という段階になって(ドメイン疎通から数時間後)、いきなりサイトが見れなくなりました。

代わりに画面には下記のメッセージが・・・

ヒント:このサイトは一時的に利用できません
一つの理由:による産業省の関連法規、サイトは提出されていません。
二つの理由:による産業省の関連法規、サイトはアクセスプロバイダテンセント、クラウド上のレコードではありません。
三つの理由:サイト情報の不適切な普及を含有していてもよいです。
このページには、デフォルトのプロンプトページで、これらの問題が存在するとして、タイムリーな処理現場の責任者に連絡してください。
記録のために、上でログインしてくださいテンセントクラウドファイリングコンソール、閲覧記録は、よくある質問、ありがとうございました!

リンク先のページを見てみると追加の情報が・・・

重要リマインダー:
1、.COM / .NET / .CN / .xyzという/ .club / .wang / .MOBI /の.info /。 中国/オンライン/中国のドメイン名の登録が成功したドメイン名は実名認証(必須中国本土でなければなりません妥当な文書)、そうでない場合は、ドメイン名がServerhold状態になり、それが正常に動作しません。詳細を見ます
2、ファック/ AV / xionganやその他の機密単語を含むドメイン名の登録は、登録庁を保持することができる見直されてか、限られた登録。登録は登録してくださいクエリの結果が優先するものと成功したかどうかを慎重に選択してください!
図3は、それ以外の場合は、通常の訪問ではありません、中国本土サイトサービス、レコードの最初のドメイン名で行われます。詳細を見ます
4、.xyzという/の.info / .ME / .nameの/ .clubドメイン名サフィックス北京での記録のためのサイトを実行するために一時的にできない; .ORGドメイン名は、重慶地域内のレコードのための一時的なサイトの個々のタイプにすることはできません。.tvのドメインは、一時的に個人を入力することができませんレコードの上海エリアサイト、知ってください。

ここが核心かと

中国/オンライン/中国のドメイン名の登録が成功したドメイン名は実名認証(必須中国本土でなければなりません妥当な文書)、そうでない場合は、ドメイン名がServerhold状態になり、それが正常に動作しません。

外国籍のドメインは、中国のサーバーではサイト公開できないようです。

私のドメインは日本のお名前.comで取得・管理しているものでしたから、そこがNGだったわけです。

ドメインの実名制の壁

サーバーは外国人でも借りれるのですが、ドメインだけは難しいですね。中国はインターネットを検閲していますから、中国当局の管理下の中国国内のサーバー会社に対してドメインの実名制を徹底しているようです。当記事はTencent Cloudの実践レポートですが、この点はSB Cloud(アリババクラウド)でも同じと思われます。

外国人が、中国数据(中国版お名前.com)などのドメイン会社でドメインを取得しようにも、やはり法人なら現地法人、個人なら国民IDや中国の携帯番号などの登録が必要なため、難しいですね。

繰り返しになりますが、現地に法人を設立するか、現地企業の協力が確保できているビジネスユーザーにはノープロブレムです。が、そうではない私達エントリーユーザーにとってはまず無理です。

私も当初は中国でドメイン取得を試みたのですが、諦めてお名前.comで取得して、DNSサーバーの設定を、Tencent のそれに振り向ける設定にしたわけです。

香港リージョンは規制がない模様

Tencent Cloudは各地にサーバーがあり、選ぶことができます。

当初はデフォルトの「広州」リージョンでサイト構築したのですが、上記の通り外国籍のドメインのため、公開NGになりました。

そこで、「香港」リージョンに移しました。クラウドなので、OSごとまるっとサーバー間コピーできるので、ワンクリックで移動は完了しました(待機時間は5~10分くらいだったかな)。便利ですね。

そして、今のところ香港リージョンには規制が入っていません。

肝心のサーバーの応答スピードはどうかというと、計測上、なかなか良好のようです。北京がすこし遅いのが気になりますが、全体としては日本のサーバーよりは間違いなく良いです。

 

比較のため、下記は日本のサーバー(さくらインターネット)です。

DNSサーバーのロケーションも影響するかもしれませんね。香港のはTencentの中国国内DNSサーバーです。日本の方は、DNSサーバーも日本(さくらインターネット)です。

比較した2つのドメインはいずれも取得したばかりで中国ではまったく浸透していないドメインです。このようにド新規のドメインであれば、現地のメジャーなDNSサーバーを使ったほうが早いに違いないと想像しています。もっとも、すでに中国で浸透している、よく見られているサイトなら日本のDNSサーバーであっても、差は縮まるのではないか、とも。

「中国各地からのアクセス速度を測定できるサイト」についてはこちらの記事を御覧ください。

まとめ

  • 外国人が借りれる中国サーバーとしてお勧めはTencent Cloud
  • 中国本土のサーバーだと外国籍のドメインはサイト公開に待ったがかかる(ドメインの実名制=中国国籍・現地法人)
  • 現地にコネのない外国人が中国のドメイン会社でドメインを取得するのは難しい(ドメインの実名制=中国国籍・現地法人)
  • 外国籍のドメインを使う場合は香港リージョンを使うべし(日本のサーバーより断然速い!)

 

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