ワルシャワスタイル ‐知られざる親日国の素顔‐【番組レビュー】

ユーザー sh_19812 の写真

2017年5月17日放送の「ワルシャワスタイル-知られざる親日国の素顔-」では、EU内で最も成長した地域であるポーランド首都圏のライフスタイルと市場のニーズの関係について取り上げられていました。

ワルシャワでは、日本のサービス業が進出し始めています。例えば、プリクラ機はワルシャワだけで100台以上設置されており、他にもアニメや漫画のショップや本格的なうどん店が進出するなど、賑いを見せています。

こういった流行は、ワルシャワのライフスタイルと合っていることに起因します。例えば、伝統料理に肉料理が多いということから、うどん店では豚肉を使ったメニューが人気です。

日本のサービス業が首都圏に進出する一方で、ワルシャワの学生は日本企業への就職を考えていません。

ワルシャワ大学の岡崎氏によると、日本企業側にもワルシャワの学生を採用しようという意識がみられないことが一つの問題のようです。インターン制度の充実などによって、学生に仕事の内容を伝える努力が必要であると岡崎氏は考えています。

 

ポーランドが親日国であるというのは、20世紀初頭に日本がポーランド人の孤児たちを受け入れたことに起因するという話を聞いたことがあります。
そのような歴史的背景や近年の健康食としての日本食ブームなども加勢して、日本食や日本のサブカルチャーが広く受け入れられたのかも知れません。

ポーランドでもアニメや漫画、日本食が人気とのことでしたが、実際には何がどの程度人気なのでしょう。サブカルチャー、伝統文化、食、観光の4つに分けて、インターネットの検索トレンドをGoogleトレンドで調べてみました。

 

アニメや漫画

まずは、アニメや漫画について調べました。やはり、アニメや漫画は根強い人気のようです。ですが、ネットなどで気軽に見ることのできるアニメが優勢な傾向にあるようです。アニメや漫画を見て、日本語を勉強しようと思う人も海外には多いと聞きます。
私のロシア人の友人も、アニメや漫画をきっかけに日本語を勉強し始めたと聞きました。日本文化に興味を持つ入り口の1つになっていることは間違いないようです。

 

伝統文化

赤は芸者のことです。芸者や着物など、海外の雑誌等でも見かけるものについては長期にわたって一定の関心があるようです。以前、海外の姉妹校と交流をした際に、着付けコーナーが盛況だったのを思い出します。着物そのものの珍しさもそうですが、着物の柄の細かさに驚いていました。

 

食に関しては、やはり寿司が一番検索されていました。青は蕎麦です。豚肉の料理が人気とのことでしたので、お好み焼きはどうかと調べてみたのですが、検索数ゼロでした。もしかしたらまだまだ未開拓の分野なのか、それとも全く別の名前で流通しているのかは不明ですが、食が一番流行しやすいのではないかという気がします。

 

観光

最後に観光地について調べました。青は神社です。ただ、ポーランド語では神社と寺は同じ単語でしか表せないので、検索結果が混同していると考えられます。
2020年に東京オリンピックが開催予定ということもあってか、東京に関心を寄せている人は多いようです。また、日本と言えば富士山という人もいるので、富士山も一定数 検索されています。

 

日本人はあまりポーランドに関心がないように思いますが、逆にポーランド人は日本の文化に関心を寄せていることがわかります。
実際に、ポーランド語で日本の文化を紹介するサイトや、日本のニュースを翻訳しているサイト、アイドルグループについて取り上げているサイトなど、日本に関して発信する多くのサイトがありました。
番組の通りまだまだ未開拓の分野が多く存在しそうですし、日本に関心を持っている層もそれなりに厚いようです。企業間の交流や企業進出ももちろんですが、学生・学校間の交流も期待できそうです。

 

キーワード: 

クラウドソーシング「ランサーズ」