ヒジャブの女性たちに日本のファッションを ‐世界最大のイスラム市場 インドネシア‐【番組レビュー】

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2017年5月31日放送の「ヒジャブの女性たちに日本のファッションを ‐世界最大のイスラム市場 インドネシア‐」では
今インドネシアで話題となっている日本のファッションについて取り上げられました。

今インドネシアでは、日本のファッションが人気となっています。
特に、マーケットのけん引役である若者に人気が高いようです。
欧米の大人びたファッションに比べ、日本女子中高生の制服のような女の子らしく、かわいらしいものが多いのがその理由です。

先日ジャカルタで開催されたファッションショー「東京ガールズコレクション」では、ヒジャブをまとった沢山の女性が集まりました。

そういった人気にもかかわらず、これまで現地での日本ブランドの知名度はあまり高くありませんでした。
現地人口の9割を占めるイスラム教徒向けのファッションでないと、受け入れられないのではないかというイメージが強かったためです。

では、インドネシアに日本企業が進出するためにはどうすればよいのでしょうか。
戦略の一つとしては、アッパーミドルや富裕層をターゲットとすることです。そして、そのためには現地のアパレルショップ、バイヤーとの提携が必要であり、さらにそのためには日本のブランドの魅力を伝えることが大前提となってきます。

番組後半では、制服ファッションの企画会社「響」と富裕層向けのブランド「Seiji INOUE」のインドネシア進出の実体験を描いています。

日本の個性的なファッションやアイドル文化が肯定的に取り入れられている昨今ですが、インドネシアもその枠にはもれず、日本のファッションが受け入れられつつあり、喜ばしいことです。

しかし、イスラム教徒が大半を占めるインドネシアにおいては、日本で人気となったファッションや文化をそのまま輸出するだけでは、早々に頭打ちになる可能性があります。現地の人気、文化を的確に捉えていく工夫、企業努力が必要となるでしょう。

日本のアパレル関連企業の現地進出はまだ始まったばかりです。進出し、どういった工夫をするか、という問題は、トライアンドエラーを繰り返すことでしかわかりません。そのためにも、まずは素早く進出し、他者よりも少しでも多くの経験、ノウハウを得ることが重要となるのではないでしょうか。

さて、インドネシアでビジネスを営む場合、ビジネスのインフラとなるインターネットのスピードは気になるところかと思います。

今回インドネシアにおけるインターネット環境について調べてみました。

コンテンツデリバリネットワーク事業等を提供する大手アカマイ・テクノロジーズ社の統計(https://www.akamai.com/us/en/about/our-thinking/state-of-the-internet-report/)によると、インドネシアの平均インターネットスピードはは7203.0kbpsとなっています。

<チャート1>

日本が20171.0kbpsであることと比べると、かなり遅いように感じますが、他のアジア中、後進国に比べると平均的なスピードのようです。
あまりよい環境は期待できないかもしれませんが、中国が7583.0kbpsとなっているので、かなり大雑把な計算になりますが、中国と同程度と考えることができそうです。

また、インターネット接続速度と普及率の時間ベースのトレンドと題されたチャートにおいては、やはり中国と同じような変遷をたどっています。
2012年頃のアメリカと同じようなスピードと考えることもできるでしょう。

結論としては、インターネットスピードに関しては、日本とは比べることはできませんが、圧倒的に遅すぎるというようなこともなく、まずまずの速さが期待できるかと思います。

実際には、現地に行ってみないとわからない状況が多くあるかとは思いますが、インドネシアなどの国々に進出する場合、こういった指標を見てみるのも参考になるでしょう。
 

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