外国人がクールに感じる日本の生活雑貨 ‐ドイツを起点に世界へ‐【番組レビュー】

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今ドイツでは、都市部のみならず地方都市でも、シンプルなデザインかつ機能的な日本製品が注目されています。

シンプルなデザインの抗菌機能付きタオルや日本の包丁、南部鉄器の鍋などが輸出され、ドイツでも人気です。担当者は、シンプルなデザインに感じる日本のわびさびがよいのだと話していました。

実際に、ドイツのフランクフルトで開催された生活雑貨の見本市「アビエンテ」でも、日本製品のシンプルなデザインや高い機能性がバイヤーによって評価されました。それだけでなく、エコな素材を使っている点も評価されていました。

マストロ・ジェッペットは木材や廃材からおもちゃを作っている企業ですが、テーブルウェアにも進出し、ベビー用の食器を開発しました。その際、抗菌効果のある笹をプラスチックと混ぜて、バイオプラスチックを作るなど、素材にこだわりました。

土にかえる素材や子供が舐めてしまっても問題のない素材、化学製品を使っていない素材など、環境面にアピールした製品が注目されている中で、エコロジカルでオーガニックな素材を使っているベビー用の食器は、バイヤーの注目を集めました。

日本ではなじみのある製品が、海外からはとても日本らしいユニークなものに受け取られるようです。

 

日本の製品はデザインや機能面、環境への配慮という点で人気ということでしたが、日本の文房具も外国人に人気です。そこで、実際に私の大学の留学生の間で人気の日本の文房具についてご紹介します。

 

針なしホチキス

まずは、日本ではすっかり定着している針なしホチキスです。

機能と環境への配慮という点で気に入る人が多いというのはもちろんですが、針なしということ自体が珍しいようで「これはどういう仕組みなのか」と聞かれます。

もしかすると、お店の文具コーナーで必要以上に書類にホチキスをしている外国人の姿を目にすることができるかもしれません。

持ちやすい小型のものも販売されているため、帰国の際に持って帰る人もいるほどです。

 

フリクションシリーズ

さらに、PILOTのフリクションシリーズも人気です。

ドイツ人留学生の中にはフリクションをすでに知っている人がいます。話を聞いたところによると、日本よりも先に欧州で発売されたからだそうです。

ドイツでは授業中に万年筆やボールペンを使うのが普通だということで、間違えてもすぐに消すことのできるフリクションは革新的な商品だったと話していました。

フリクションは本当に大人気で、私がアシストしているロシア人留学生も、その機能のよさが「テクノロジー」だと言ってフリクションを使っています。

 

フリクションシリーズvs-30度

フリクションシリーズといえば、一つ笑い話があります。

もう帰国してしまったロシアのクラスノダールから来た留学生の話なのですが、彼女も留学中フリクションシリーズを愛用していました。

冬に帰国して日本で書いたノートを広げてみると、大変なことが起きていました。ところどころ文字が重なっているところがあったのです。

クラスノダールの冬の最低気温は‐30度以下になることもあります。フリクションは-10度以下になると消した文字が少しずつ現れてくるようで……消したはずの文字が現れて、文字が重なっていたという話でした。

 

使用者のことを考えて作った結果生まれた日本の製品は、日本に来ている留学生からも人気です。

今回の放送は、私たちにとっては当たり前のものでも、海外の方からみると「テクノロジー」だと感じるものがまだまだ溢れている可能性を大いに感じさせるものだったのではないでしょうか。

 

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