ASEAN流イノベーション ‐連携の可能性を探る‐【番組レビュー】

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ASEAN各国と日本の連携の今

2017年6月21日放送の「ASEAN流イノベーション ‐連携の可能性を探る‐」ではASEAN各国で広がる日本と東南アジアの起業の連携について取り上げられました。

番組前半では日本との連携を模索している具体的な企業としてベトナム企業「Triip.me」が紹介されています。

「Triip.me」はポータルサイトを通じて誰でも独自のツアーを提案できるという斬新なサービスを提供しており、現在では100以上の国々で登録、利用されています。

番組後半では日本とASEANの企業マッチングイベントの開催に触れ、

インドネシア企業「PopBox Asia Services」日本企業「 ガイアックスグローバル」「 Cerevo」「 ドレミング」などの企業の取り組みが紹介されました。

番組中盤でも述べられていたことですが、こういった企業間のマッチングの際には、各企業の強みを的確に組み合わせることが重要です。

そのためにはマッチングする企業それぞれがお互いの強みと弱みを十分に把握していることが求められます。こういったマッチングの機会がより増えることが望まれます。

また、まだまだ発展しきっていない東南アジアにおいては、逆に日本では発展できないようなビジネスも誕生、成長する余地が残されています。

VCが盛んな東南アジアで誕生した企業、アイデアを日本の洗練されたサービスで伸ばしていくということも可能ですし、日本で誕生したビジネスをまだ競争の余地のある東南アジアで広めていくことも可能でしょう。

Triip.meの利用国状況について

今回は同動画で紹介されたサービス「Triip.me」について調べてみました。

Triip.meでは大手の旅行会社が提供するような画一的なツアーではなく、地元の人しか知らないような、「知る人ぞ知る」ツアーを体験することができます。

特に先進国の旅行者は各国を旅した経験もあり、目が肥えていることも多く、画一的なツアー、サービスでは満足してもらえない可能性があります。

そのような旅行者に対して、こういったユニークなサイトを利用し、ツアーを提案してみるのも良いかもしれません。

Triip.meに登録されている各国のツアーの数は下記のチャートのようになっています。(2017年7月4日現在)

ベトナムは1515件と圧倒的だったので、下記のチャートから省いております。

<チャート1>

 

また、各国毎のサイトの利用割合を調べてみました。(https://www.similarweb.com/website/triip.me#overview)(2017年7月4日現在)

<チャート2>

現状ではベトナム、東南アジア以外の国での利用は少ないようです。

番組でも述べられていましたが、英語以外に対応していないこともネックとなっていると考えられます。

ツアー登録数、サイト利用国割合、どちらをみても、現状では東南アジアの国々に偏っていますが、やはりその欠点に対応するために日本と連携を取ろうとしているようですね。

まだまだサービスとして発展途上ですが、だからこそチャンスがあるとも言えるでしょう。

小規模のツアーを開催してみて、外国人観光客の反応を探るような使い方もできるかもしれません。

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